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【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は18日、ジュネーブで記者会見し、韓国は新型コロナウイルスの感染が急拡大する事態に直面したが、各種対策で抑制に成功しつつあるとし「降伏しなかった」と称賛した。

テドロス氏は、多くの国がWHOの提言に従って検査や感染経路を特定する能力を強化する一方、一部の国は急速な感染拡大のさなかにあると指摘した。その上で、成功例として韓国を挙げ「革新的な検査戦略」などにより、一時800人超のペースだった1日の感染者が現在は90人まで減少したと評価した。

WHOはまた、13日に日本から新型ウイルス対策費として1億5500万ドル(約168億円)の拠出を受けたと表明したことについて、実際は4600万ドル(約49億円)だったと訂正した。日本が10日に発表した、WHO向けを含む国際支援の総額である155億円を誤認したという。 

3/19(木) 18:15
時事通信
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