【ニューヨーク=高橋そら】航空会社のエア・カナダが新型コロナウイルス拡大を受け、5千人以上の客室乗務員をレイオフ(一時解雇)していることが分かった。カナダ紙グローブ・アンド・メール(電子版)が20日伝えた。旅客需要の急減に伴い大幅な減便を余儀なくされており、固定費の削減に踏み切った。

同社は31日までに大部分の国際路線と米国路線を運休にする。カナダ主要都市とロンドン、パリ、フランクフルト、デリー、東京、香港の各都市を結ぶ路線は、少なくとも4月中は運航を続ける。国際便は101空港から6空港へと大幅に削減することになる。

カナダ―米国間はニューヨークやサンフランシスコなど主要路線以外を削る。カナダ国内便も減らす。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57058730R20C20A3000000/
2020/3/21 6:03