0001樽悶 ★
2020/03/22(日) 18:56:08.30ID:zrpZFFjc9河西教授らは、マウスに低い音を聞かせ、水が飲めると学習させる実験を行った。その際、脳の「側坐核」と呼ばれる部分を調べると、神経伝達物質「ドーパミン」の濃度が上昇し、ドーパミンを受け取る1型受容体のある神経細胞群が働いて水を飲める条件を学んでいた。
次に高い音を聞かせると、実際には水が出ないのにマウスは水をなめようとした。この後、「側坐核」ではドーパミンの濃度が一時的に低下し、2型受容体のある神経細胞群が働いて、学習した条件が訂正された。
統合失調症患者の治療には、2型受容体に作用する抗精神病薬が使われている。今回の研究により、ドーパミンが過剰になり、1型受容体の神経細胞群により誇大な妄想が生じた場合、抗精神病薬を使うと現実に合わせて訂正されるという仕組みが考えられるという。
3/22(日) 17:04配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200322-00000041-jij-sctch