大分県は23日、新たに大分市の20代女性看護師の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の感染者は計22人となり、
このうち集団感染が起きている国立病院機構大分医療センター(同市)に絡む感染者が計21人に上る。

 県によると、女性は感染した同センターの20代女性看護師の友人。20日に頭痛などの症状があり、23日にPCR検査で陽性反応が確認された。
女性は同センター(同市)や他に感染者が出ている県内6病院とは別の医療機関に勤務。19〜23日に出勤しておらず、勤務先では感染拡大の恐れが
ないとして、勤務先名は公表していない。

 感染者のうち少なくとも14人は、センターで同じ病棟に入院していた患者や担当の医師、看護師ら。患者の一部はセンターから大分市、
同県臼杵市の計6医療機関に転院後、感染が確認された。(岩谷瞬)

西日本新聞社

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