最大4兆5000億円の資産売却や資金化を行う計画の一環
国内通信子会社やスプリントの一部株式の売却も検討

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ソフトバンクグループは中国の電子商取引会社アリババ・グループ・ホールディングの株式約140億ドル(約1兆5500億円)相当の売却を計画している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたもので、最大4兆5000億円の資産売却や資金化を行う計画の一環。

  これら関係者によると、アリババ株の売却額は120億−150億ドルとみられている。ソフトバンクグループは国内通信子会社ソフトバンクの一部株式や、米スプリントの持ち分の一部をTモバイルUSとの合併完了後に売却することも検討していると、関係者1人は匿名を条件に話した。

  資産売却計画については孫正義社長が23日に発表したが、どの資産を手放すかは明らかにしなかった。

2020年3月24日 8:10 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-23/Q7O3TXT0AFBD01