愛知県は、新型コロナウイルス感染のさらなる拡大に備え、軽症や無症状の感染者を隔離するための一時生活施設を月内に設置する方針を固めた。専用施設の設置は大阪府などが検討しているが、県によると実際に設けるのは全国初となる。専門家を交えた調整本部をつくり、入所の適否を判断する。

 関係者によると、感染防護に適した既存の県施設などに開設し、段階的に拡大して100室規模まで増やす。医師や看護師らが施設に詰め、健康相談に乗るなどする。

2020年3月24日 14時00分
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