茨城空港の愛称を検討する有識者会議は24日、茨城県庁で会合を開いた。国内向けには茨城空港とした上で、海外向けの英語名を変えるべきだとする意見をまとめ、「Tokyo」を冠するものなど6案を公表した。

「茨城空港」改め「東京北空港」案 一体どこまで東京か
 終了後、桜美林大教授(航空政策)の戸崎肇座長らが会見。「茨城」を含む現在の愛称に県民の思い入れが強い点を重視し、国内向けの愛称は変えない方針が支持されたと説明した。一方、海外では茨城の知名度が低く、訪日客誘致のためには「まず茨城の位置を国際的に認知させることが必要」という意見で一致。英語表記の愛称を、現在の「Ibaraki Airport」から変更することを提案したという。

 戸崎座長は「東京という冠と並列させ、東京の近くにあることを印象づけようということ」と話した。

 海外向け案は六つ。うち四つが最初に「Tokyo」を、一つは「Metropolitan(メトロポリタン)(首都の意)」を冠した。戸崎座長は「Tokyo・Ibaraki International Airport」に最も委員の関心が集まったとして、「第1案」と表現した。

 県は4月からパブリックコメントを実施。有識者会議が案を絞り、5月にも県に答申するという。(佐藤仁彦)

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2020年3月25日 13時25
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