内部留保は現預金じゃなくて色んな形の資産に化けてるから。

企業は大抵、短期の支払いの半分くらいしか現預金で持っていないので(いわゆる手元資金)、
大きな額の不渡りやらデフォルトやら食らって、入る筈の金が入らないと、金の流れが停まって破綻しちゃう。

それを避ける為に、そういう場合は銀行からつなぎ融資やらブリッジローンとか言われる短期の融資を受けて乗り切る。
自己資本率が高い(内部留保積んでる)とこは、担保能力が高いので、銀行からすぐに金を引っ張れる。

世界がこれだけ経済やばくなると、大規模な入金の滞りが起こる可能性があるので、
起こった時は、すぐにお金貸してねという約束をとりつけたとか、そういう感じかと。