ごみ収集車の私的使用で懲戒処分
03月27日 16時50分
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200327/2000027103.html

兵庫県西宮市でごみ収集を担当する職員が収集車を使って市内の実家に寄り、自分のごみを回収していたとして市は戒告の懲戒処分としました。

戒告の懲戒処分を受けたのは、兵庫県西宮市の環境局でごみ収集車の運転を担当している32歳の男性職員です。
西宮市によりますと、この職員は先月10日、26歳の同僚とともに、勤務時間中にごみ収集車を運転して市内の実家に寄り、日曜大工で余ったペンキ缶10缶を回収しました。

さらに、この缶をごみ処理場まで運ぶ際、収集車からペンキが漏れ、道路や、後ろを走っていた車を汚したということです。

男性職員は、これまでの調査に対し「認識が甘く、ついやってしまった。申し訳ない」と話しているということですが、市は27日、戒告の懲戒処分としたほか、同僚の職員を厳重注意しました。

西宮市人事課の久保田和樹課長は、「市民の信頼を損ねるような事案が発生してしまい大変申し訳ない。早急に再発防止に取り組みたい」と謝罪しました。