国会議員という重い職責を負いながら、この夫妻は説明責任を果たさないまま、何を逃げ回っているのだろう。
 自民党の河井案里参院議員=広島選挙区=が初当選した昨年7月の参院選を巡り、広島地検は案里氏の公設秘書と、案里氏の夫で前法相の克行衆院議員=広島3区=の政策秘書をそれぞれ起訴した。罪名は車上運動員に法定上限を超える報酬を支払った公選法違反(買収)だ。
 国会議員夫妻の秘書がそろって刑事罰を問われる異常事態といえる。地検は案里氏の秘書について、連座制が適用される組織的運動管理者に当たるとみて、迅速に審理する「百日裁判」を申し立てている。
 禁錮以上の刑が確定し、広島高検が提起する行政訴訟で適用対象と認定されれば、案里氏の当選が無効になり、失職する。連座制を視野に入れる検察には、全容解明に全力を挙げてほしい。

https://www.kochinews.co.jp/article/356227/
【河井夫妻】国会にいる資格がない
2020.03.27 08:00

参考記事)
https://www.kahoku.co.jp/editorial/20200317_01.html
検事長定年延長/自民は了承の責任を果たせ
2020年03月17日火曜日 河北新報

http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2019/12/01/post-2358.html
安倍首相"史上最長"を可能にした「検察の不正義」
2019年12月 1日号 サンデー毎日