【聖コロナ】ドイツ、アーヘン大聖堂で聖女コロナの聖遺物公開

2020/03/28

英インディペンデント紙

 ドイツ、アーヘン市の大聖堂で今まであまり世に知られていないかった「聖女コロナ」の聖遺物を公開している。

 聖女コロナは、1800年ほど前のローマ時代に16歳の若さで殉教したキリスト教徒の乙女である。今のシリアにあたる地域で暮らしていた聖女コロナは、禁じられたキリスト教に帰依し、たわめた二本の椰子の木に括り付けられ、緩めた勢いで真っ二つに引き裂かれるという壮絶な死刑によって命を落とした。

 アーヘン大聖堂では、新型コロナウィルスの流行が始まる以前の去年から、見事な金細工の入れ物に収められた聖女コロナの聖遺物公開を予定していたが、疫病の蔓延で世界中が混乱する中、新たに疫病エピデミックの守護聖人として聖女コロナを祀りたいとしている。

聖女コロナ
https://static.independent.co.uk/s3fs-public/thumbnails/image/2020/03/26/09/st-corona-patron-of-epidemics.jpeg

https://www.independent.co.uk/news/world/europe/coronavirus-germany-cathedral-st-corona-patron-epidemics-a9426911.html
(リンク先に動画あり)

Coronavirus: German cathedral to showcase relics of St Corona, patron of epidemics

‘Like many other saints, Saint Corona may be a source of hope in these difficult times’