0001首都圏の虎 ★
2020/03/28(土) 12:05:44.52ID:QO9Y/suU9新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、このまま結婚式を開くか、それとも延期すべきか、カップルたちが頭を悩ませています。招待客への感染が心配で延期を決めたカップルもあれば、予定通り実施するカップルも。結婚情報サービス会社が結婚式を控える人々に行った調査では、「迷っている」との回答が3割強を占め、判断の難しさが現れています。
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「式を挙げられるのかな」
「家族や友人が安心して参加できる結婚式にしたかったので、延期することにしました」と語るのは、千葉県在住の女性会社員(31)です。
彼女は昨秋、交際していた男性と入籍。今年3月中旬に予定していた結婚式に向け、着々と準備を進めていました。ところが今年に入り、新型コロナウイルスのニュースが連日報じられると、自分の結婚式で感染が広がる恐れもあるのでは、と次第に不安が増大。夫とも相談の上、式の約2週間前に式場側に延期を申し入れ、7月中旬に日程を変更しました。なお、延期にともなう追加費用は発生しなかったそうです。
「7月に感染の拡大が収まっているのかどうかは見通せないので、まだ不安です。ホントに式を挙げられるのかな」と女性は不安感も見せましたが、「プラスに考えれば、準備期間が増えたとも言えますから、7月の式をより充実したものにできるよう、しっかりと準備を整えます」と前向きに語りました。
3月、半数以上が「延期」
ホテルや式場には、この女性のように、延期を検討する人からの相談が寄せられています。京王プラザホテル(東京都)では、2月の時点で3月に披露宴を予定していた方から相談が入りはじめました。中には、実際に延期にいたるケースもあるとのことです。
アプリや公式サイトで結婚情報を提供するオリジナルライフは3月7〜10日、今年12月までに結婚式を開く予定のユーザーを対象にアンケート調査を行いました(回答は378件。一部2月挙式の人も含む)。その結果、結婚式を「延期した」が30.0%、「実施する(した)」が37.4%、「まだ迷っている」が32.6%と、3つの選択肢がおおむね同程度の割合に分かれました。なお、3月挙式予定の回答者に限れば、「延期した」が51.4%でした。
延期を決めた理由としては、「ゲストへ感染することへの不安」「招待客に飛行機や新幹線などを使って遠方から来る方、高齢者や小さなお子さんがいるため」など。一方、実施の理由で多かったのが「膨大なキャンセル料がかかるため」です。たとえ延期でも、式の間際になるほどキャンセル料が高くなる場合ほど、決行した人が多いようです。
挙式をあげた人たちも、式場側にアルコール消毒液の設置や定期的な換気を要請するほか、自らも招待客への再度の出欠確認や式でのマスク着用を可能にするなど、なんらかの対策を取ると回答しています。
「延期無料」式場も異例の対応
アンケート調査した理由について、同社の榎本純社長は「延期か否かで悩まれているカップルが多いため、判断材料を提供するために行いました」と語ります。今回の結果については「予想よりも『実施する』という回答が多かった印象です。また、『延期した』と答えた人からは『無料で延期できたから』との意見が多かったので、ブライダル業界側もかなり頑張っているのではないかと思いました」と話しています。
実際、アンケート結果でも、「延期してもキャンセル料がかからなかった」との回答が約7割に上り、「かかった」の3割を大幅に上回っています。
「悩んでいるなら相談を」
ブライダル業界団体の日本ブライダル文化振興協会では、式場を保有する主要会員にヒアリングした結果、3月中に予定されていた結婚式のうち、延期となった式の割合は3分の1程度だったそうです。なお、延期の件数には地域差があり、北海道などヒアリング時点で感染者が多かった地域では少ない地域よりも延期の割合が高い傾向にあったとのことです。
延期か決行か。目に見えないウイルスだけに判断に苦慮するカップルが多いのかも知れません。同協会は「各式場では、安心・安全に式が行えるよう、感染防止対策に万全を尽くしています。もしも延期するか否かで悩まれるようでしたら、お客様がご納得いただけるように対応いたしますので、是非ご相談ください」と呼び掛けています。
3/28(土) 11:52配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00010000-wordleaf-bus_all
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