サクラの開花に合わせて、国の特別名勝の兼六園で無料開園が始まりました。3月27日に園内のサクラが開花した兼六園には、ソメイヨシノやヒガンザクラなど、およそ420本のサクラが植えられています。このうち石川門に近い桂坂口からことじ灯篭に向かって桜並木が続く桜ケ岡のソメイヨシノには次々と桜の花がほころび始めていて、来園者の目を楽しませています。ことしは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、訪れる観光客は少なく園内の茶店では一日も早い収束を願う声が聞かれました。兼六園の無料開放は4月5日まで行われ、日没から午後9時半まではライトアップも行われます。また金沢城・兼六園管理事務所では、ことしは園内での屋台の出店を取りやめることにしています。

3/30(月) 14:40配信
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