0001砂漠のマスカレード ★
2020/03/31(火) 12:59:46.03ID:zdqjDhHR9日経平均株価は19日には取引時間中に一時1万6358円と、1月から7000円以上値を下げた。また、帝国データバンクは3月23日13時時点で新型コロナウイルスの影響を受けた倒産が全国で12社あったと発表。
厚生労働省の19日の会見では、コロナウイルスの影響による企業の内定取消は18日までに13社計21人になったことを伝えるなど、景気後退の兆しもすでに感じられる。
■1週間で30件以上の人身事故
そんな現況を憂いてか、鉄道における人身事故が目立つ。例えば、3月16〜22日の1週間ではなんと30件以上発生、18日にはわずか1日で7件もの人身事故が起きた。その内訳は以下のとおりだ。
<3月18日:7件>
・8:08頃 総武線快速 津田沼?稲毛間
・11:15頃 京急本線 神奈川駅
・14:20頃 鹿児島本線 九産大前駅
・14:47頃 近鉄橿原線 九条?近鉄郡山間
・15:57頃 西武新宿線 下落合駅
・21:20頃 名鉄名古屋本線 本星崎?本笠寺間
・21:53頃 JR神戸線 神戸駅
また、JR神戸線では18〜19日の2日間で3件も発生した。
<18〜19日のJR神戸線内 人身事故>
・3月18日 21:53頃 神戸駅
・3月19日 17:32頃 垂水駅
23:45頃 塚本駅
もちろんすべてが自殺や死亡事故とは限らないが、この数字は異常だ。
国土交通省が発表した2018年度分の「鉄軌道輸送の安全に関わる情報」輸送障害の事項を参照すると、「自殺」による輸送障害は601件。
これは自殺と断定できた件数のみであり、遺書などが見つかっておらず自殺かどうか原因不明である場合は「運転事故」として処理されるが、その死亡者数252人を合わせても853件。
この中には不慮の事故なども含まれるため、多く見積もっても1日平均で2件程度といったところだ。
そのため、この件数がいかに多いかというのが見て取れる。やはり先行きの見えない経済状況・不安からくるものなのだろうか。
鉄道自殺は鉄道運行全体にとって多大なる被害を与える。発生後から再開までの間は列車の運休、振替輸送分や払い戻しの負担がのしかかる。ただでさえコロナウイルスの影響により各社とも減収傾向であるのに、鉄道自殺が増えればさらに収益の下方圧力となる。
当然のことながら自殺者が飛び込んでくると、運転士にとっても危険だ。列車のフロントガラスにぶつかり、運転士がガラスの破片や自殺者にぶつかってケガをしてしまうことも多々ある。
身体的な危険だけではなく、運転士への精神的な影響も計り知れない。前方で危険を察知しても自動車のようにハンドルを切ることはできないので、非常ブレーキを入れることと、非常事態を知らせる警笛音を吹鳴するしか術はない。それが間に合わなければ接触するしかない。
人をひいてしまうことに加えて、事故直後の処理がトラウマになる可能性も大きい。事故直後は控えている乗務員と交代できることもあるが、また勤務復帰すれば嫌でもその現場を通るとフラッシュバックするし、ひどい場合はPTSDを患ってしまうこともある。
それは運悪く凄惨な事故現場に遭遇してしまった乗客も同じくだ。おそらく自殺志願者本人からすれば、後に起こる事故処理や損害賠償請求など知る由もないが、鉄道自殺というのは、周辺の関係する人々にとって負のスパイラルにしかならない。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200331-00340332-toyo-bus_all&p=2
3/31(火) 5:31配信