米国や欧州などで新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大が続く中、これまで悪化しにくいとされてきた若年層の重症化リスクの報告が相次いでいる。行動範囲の広い若者が感染を広げる原因のひとつとなっている懸念が強まる。感染拡大の防止対策の焦点が若年層におよび始めた。

米疾病対策センター(CDC)が米国の感染者4226人のデータについて調査し、受けた治療などを年齢別に分析した。その結果、入院患者の約20%を2…

2020/3/31 11:41
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57436920R30C20A3I00000/