2020年3月31日 19時9分
共同通信

 静岡県菊川市の住宅前で住人のブラジル人夫婦が殺傷された事件で、夫の派遣社員デ・ソウザ・マルコスさん=当時(44)=に対する殺人容疑などで逮捕された同県御前崎市の派遣社員山口正文容疑者(64)が、ピエロの覆面をして襲撃したとみられることが31日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、現場から南に約5キロ離れた御前崎市で、マルコスさんの血の付いたジャンパーと覆面が見つかっており、菊川署捜査本部は、顔を見られないようにして2人を襲い、証拠隠滅を図ったとみている。

 静岡地検浜松支部は31日、マルコスさんへの殺人と妻への傷害罪で山口容疑者を起訴した。
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