https://www.bbc.com/japanese/52115860


ビデオ会議アプリ「ズーム」、新型ウイルスでユーザー急増 安全性に懸念も
2020年04月1日

新型コロナウイルスの流行を受け、ビデオ会議アプリを提供している「ズーム」に注目が集まっている。世界中でロックダウン措置が取られる中、何百万人ものユーザーが仕事やプライベートで同社サービスを使っているが、データ保護やプライバシー対策を疑問視する声もある。

米ニューヨーク州のレティーシャ・ジェイムズ司法長官はズームに書簡を送り、ユーザーの急増に耐えられるかどうか懸念を表明した。
この書簡でジェイムズ長官は、ユーザーが増えた後に同社がセキュリティー対策を見直したかどうかを質問。また、過去に問題が起きた際に、その対処に時間がかかっていたと指摘した。

BBCの取材に対しズームの広報担当者は、「ズームはユーザーのプライバシーや安全性、そして信頼を非常に重視している」と述べた。

「COVID-19(新型ウイルスによる感染症)のパンデミック(世界的流行)の間、病院や大学、学校、その他世界中の企業がつながり、運営を続けられるよう、我々は昼夜を問わず働くつもりだ。ニューヨーク州司法長官がこうした問題に触れてくれたことに感謝し、求められている情報をよろこんで提供するつもりだ」
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