筑波大から仏東部ブザンソンに留学していた黒崎愛海(なるみ)さん(当時21)が2016年12月から行方不明になっている事件で、チリ最高裁は2日、殺人容疑でフランス検察が要求した元交際相手でチリ人のニコラス・セペダ・コントレラス容疑者(29)の身柄引き渡しを認める決定をした。

 セペタ容疑者は、黒崎さんの足取りが消えた16年12月4日、黒崎さんの寮に夕食後に一緒に戻ったとされる。母国チリに帰国したことから、仏検察がチリ側に身柄の引き渡しを求めていた。セペタ容疑者は否認しており、異議を申し立てるとみられる。

朝日新聞社
4/3(金) 9:42
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