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ちなみに不織布マスクは100円ショップで30枚入りが100円で売られていた
安いマスクだが、効果はそれなりにあるマスクだ

ちなみに細かい説明はこれ

不織布マスクと布製マスクのフィルター能力は全く違うことは知っておいた方がいい。
(不織布マスクでも適当な付け方でその能力が活かされてないのが現実だが)

「PM2.5 とマスク PM2.5 and Mask - J-Stage」明星敏彦 著 - ‎2013 によれば、
「代表的な静電フィルタとしてメルトブロー式不織布エレクトレットフィルタがあげられる。
これはポリマーを溶融紡糸するときにノズルに高電圧を印加し帯電処理する方法で,
電荷を帯びた溶融繊維が徐冷され(半永久電気分極)エレクトレット状態となる。
メルトブロー式不織布エレクトレットフィルタは,大量生産が可能で廉価であるため
マスクや使い捨て式防じんマスクに広く使用されている」
「はじめにも述べたようにエアフィルタは粒子を篩の目のように遮って捕集していると
広く誤解されているが,Fig. 4でもわかるようにエアフィルタの内部はかなり疎(空間が90%程度)で
エアロゾル粒子は一本のフィルタ繊維の表面に静電気力などで捕集される」
「ここで試験したマスク(MASK-1)は防じんマスクに比べて性能は低いものの
サブミクロンの粒子に対して95%以上の粒子捕集能力をもっていることがわかる」

とある。それに対して、

「ガーゼ繊維による粒子状物質捕集の衛生学的効果 - J-Stage」K YOSHIZUMI 著 - ‎1988 によれば、
「本研究で得られた捕集効率15%は,これらの機構を考慮しても,なお,低い値であると言わざるを得ない。
10枚のガーゼ布を重ねても85%のrespirable粒子(上のPM2.5に対応する)は通過してしまうわけで,衛生学的な観点からは,
ガーゼ・マスクは充分な防塵作用をするとは言えないと結論される」

つまり不織布フィルタがない布マスクは静電気力による粒子の捕捉能力は基本的にはほとんどないから、
結論として、

「ウイルスの付着した飛沫核レベルの大きさの粒子の捕捉能力は不織布マスクにはあるが布マスクにはほとんどない」

となる。