0001チンしたモヤシ ★
2020/04/07(火) 18:20:07.08ID:HtlHQp0p9AFP 2020年4月7日 17:01 発信地:ニューデリー/インド [ インド アジア・オセアニア ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3273547?cx_part=top_latest
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インド西部プナの自宅でインタビューに応じるシュレヤ・シッダナゴーダーさん
(2020年3月7日撮影)。(c)Sanket Wankhade / AFP
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インド西部プナにある自宅で行われた取材の最中に髪をとかすシュレヤ・シッダナゴーダーさん
(2020年3月7日撮影)。(c)Sanket Wankhade / AFP
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ノートに字を書くシュレヤ・シッダナゴーダーさん
(2020年3月7日撮影)。(c)Sanket Wankhade / AFP
【4月7日 AFP】事故で両腕を失った女子学生の
シュレヤ・シッダナゴーダー(Shreya Siddanagowder)さんは、
新たに移植される腕について、
その見た目をあまり気にしなかった──たとえそれがたくましくて色が濃く、
毛深い男性の腕だったとしても。
13時間におよぶ手術を経て、腕は無事に移植された。
両腕は今ではほっそりとし、肌の色もシュレヤさんに合うように変わってきている。
これには、医師らも当惑している。
「ドナーの男性は背が高くて細長い指をしていた」と、
シュレヤさんの母スマさんはインド西部プネ(Pune)の自宅で、
AFPの電話インタビューに答えた。
「娘はアクセサリーを着けマニキュアも塗っており(中略)、
今では誰も男性の腕だったとは分からない」
シュレヤさんの人生は、18歳の時にバスの事故に巻き込まれ、
両腕に大けがをしてから一変した。
2016年に起きた事故では、応急処置が遅れ、
両ひじから下を切断しなければならなかったのだ。
こうした移植手術は1999年に米国で行われてから世界的に200件しか成功例がなく、
うち9件がインドでのものとなっている。手術の実施例が少ないのだ。
■ドナー探し
インドでの最初の腕の移植手術は2015年に、
南部ケララ(Kerala)州のアムリタ医科学研究所(AIMS)で実施された。
シュレヤさんの手術が行われたのもこの研究所だった。
最大の問題はドナーだった。
インドでは文化的な理由から遺族が腕の提供をためらうことが多い。
シュレヤさんの手術を行った医師団の一人、
スブラマニア・アイヤー(Subramania Iyer)氏は、
AFPの取材で「通常は長い間待つことになる」と話した。
再建手術の専門家であるアイヤー氏によると、
移植手術を望む患者は「提供される腕が異性のものであっても気にしない」のだという。
シュレヤさんに移植可能な腕を用意することができたのは、
2017年8月だった。
家族にそのことを伝ると、移植について了承する返事があった。
移植手術後は、新しい腕に体と脳が馴染み、
動作や感知が可能になるよう1年以上に及ぶリハビリを受けた。
■最高の誕生日プレゼント
シュレヤさんに移植された腕はすぐに「多くの変化」を見せ始めた。
だが、その理由を正確に説明することは難しいとアイヤー氏は話す。
首都ニューデリーの皮膚科医の第一人者
シェーラ・アガルワル(Shehla Agarwal)氏によると、
腕の毛が薄くなったのはテストステロンの減少で説明できるとされ、
また、その他のホルモンの変化によって肌の色が変わった可能性があるという。
他方で
「ドナーの男性が、
女性に比べ肉体的活動が活発で日光をよく浴びていたことも考えられる」
ことにも触れている。
シュレヤさんは移植手術の成功と腕の変化を喜んでいる。
「私たちもみんな、喜んでいる」と医師のアイヤー氏は言う。
「私の誕生日に、手書きのメッセージをくれたことに一番感動した。
これ以上の誕生日プレゼントはない」 (c)AFP/Abhaya SRIVASTAVA