2020年4月7日 19時23分
https://news.livedoor.com/article/detail/18085507/

新潟県小千谷市で人気の食堂「美好亭」。店主の丸山さんは先月、ある異変に気づいたといいます。きっかけは、知人から送られてきたメッセージ。

店主・丸山さん「一番おかしいのは最後ですよね。『皆さんが無事であることと何事もなくお店を再開できることを願っています』これはうちがなんか関わっていると初めてわかりました」

知人に確認すると、「新型コロナウイルスの感染者が、店を利用していた」という話が拡散しているというのです。事実ではない、デマでした。デマは、定休日に「保健所が消毒作業に入った」などと、さらに広がったといいます。

店主・丸山さん「(3月4月は)大きいのは全部ダメになりましたので、4月だけで400人くらいはキャンセルです」

デマの影響で、来店客は、ほぼゼロの状態に。この事態に丸山さんの娘・長澤奈子さんはSNSを使って、デマであることを説明。「安心して店に来てほしい」と呼びかけました。こうした呼びかけもあって最近になって回復し始めたという客足。
店主・丸山さん「早く収束してもらわないと終わりにはならないので、それまではみんなで頑張っていくしかないです」