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2020/04/08(水) 00:05:50.29ID:OutnCodi9シロリ、インド、4月6日（AP）― 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、全土に外出禁止令が出されているインド北部諸州の村々が自衛を始め、よそ者の村への立ち入りを禁止する動きが広まっている。
ナレンドラ・モディ首相は3月24日、全土に21日間の外出禁止令を発令、翌日から13億国民の移動制限が発効した。
インドではCOVID-19の感染が都市部に集中していることから、医療設備が乏しい農村部では、都市部からの人の流入による新型肺炎感染を恐れて、村々の出入り口にバリケードを設置、村人が出入りを厳しく監視している。
村が自己防衛措置を講じるもう一つの理由に、イスラム教徒排斥という長年の宗教上の対立がある。特に2月に首都ニューデリーで起きたイスラム教徒とヒンズー教徒による衝突事件を受けて、村人たちが過敏になっていることも指摘されている。
また、昆虫などによる新型コロナウイルスの媒介を防ぐため、村を挙げての薫蒸消毒作業も一部では始まっている。
インドでは、これまでに3000人以上が新型コロナウイルスに感染しており、77人が死亡している。
新型コロナウイルスに感染した場合、発熱や咳（せき）など軽度から中程度の症状を引き起こすが、2〜3週間で解消する。その一方で、高齢者や既往症のある人の場合、肺炎などの深刻な症状を引き起こし、場合によっては死に至る可能性がある。
（日本語翻訳・編集 アフロ）
