玉城デニー知事は8日午前、県庁で記者会見を開き、県内で新たに5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

玉城知事は「国の緊急事態宣言で指定された7都府県を含め、県外から本県への旅行などを含む渡航について自粛をしてほしい」と述べた。
知事が県外からの渡航自粛を明言するのは初めて。
自粛を求める期間は緊急事態宣言の発令されている期間とし、5月6日までとした。
県民に対しても、不要不急の外出を控えるよう求めた。


 玉城知事は、来県自粛について「観光をリーディング産業とする沖縄県において、渡航自粛要請が本県に及ぼす

影響は決して小さいものではないが、何よりも沖縄県民の命と健康を守ることが最優先だ」と述べ、理解を求めた。

 一方、転勤などでやむを得ず来県する人には、到着後2週間の健康観察を行うとともに、その間の外出や人との接触を控えるよう求めた。

 県関係の感染者確認は計40人となった。

 県内では感染者が増えてきており、7日も感染経路の追えない「孤発例」を含む最多12人の感染が明らかになっていた。スペインから帰国し、成田空港で検疫確認された10代女性の事例を除くと、県内の感染患者は計39人となる。

 県関係に含んでいないが、米空軍嘉手納基地でも、軍関係者3人の感染が明らかになっている。

4/8(水) 11:36 Yahoo!ニュース
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