伊豆の観光地は宿泊客の多くが関東方面からやって来ます。
緊急事態宣言が出たことで観光業界は今後の営業をどうするのか悩んでいます。

多くの観光客が立ち寄る道の駅・伊東マリンタウンです。
新型コロナの影響が色濃く出ています。

<伊東マリンタウン 鶴田政利常務取締役>

「お昼時で一番込むとき。普段だと半分以上は埋まっている。見てると1〜2割しか埋まっていないのでだいぶ客は減っている。」
3月は客が例年に比べ3割減り、4月に入り9割減った日もあるといいます。
緊急事態宣言が出たことで今後の営業をどうするのかが悩みです。

<鶴田政利常務取締役>

「制度に乗っ取ったもので、従業員とかの休業補償であるとか助成であるとか、そういったことがはっきりすると思い切った対応が一緒に同調できるのではと。」
新型コロナの感染拡大を抑えたいという気持ちは観光業界も同じです。ただ、現状では個別の休業補償がないので簡単に休むという選択肢をとれないと悩みます。

<鶴田政利常務取締役>

「当施設はいつでも待っていますが、ただお見えになれる時(収束後)に来ていただければ一番いいのかなと。」

生活に欠かせない食料品などを運ぶトラック業界も休むわけにはいきません。安倍総理が緊急事態宣言を発表した4月7日は県トラック協会の代表者による会議がありました。

<静岡県トラック協会 窪田智樹専務理事>

「感染症というところで、十分にドライバーには気を付けてもらいたい。業界としては収束してもらわないと国民生活にかかわる。」
 島田市の運送会社です。紙製品や自動車の部品などのほか食品を運んでいます。


<山岸運送 小澤烈史取扱事業部長>
「今後どうなっちゃうかわからないですけど、すごく心配しているし、ドライバーさんも中にはもう関東行きたくないっていうのもあると思うので、どのように対策を取ればいいかなって悩んでいるところです。」
 ドライバーの安全を確保しながら、東京などの対象地域に確実に荷物を運ばなければなりません。

<山岸運送 山岸一弥代表取締役社長>

「感染者が会社内で出てしまうこと。ここがどうなるんだろうと思います。そういった不安の対策を社内の中でも、うっていかないといけないと、、、」
 食品以外の荷物が減っているという不安もあります。物流を支えるため感染予防の徹底しながら一刻も早い終息を願っています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200408-00010011-sbsv-l22
4/8(水) 19:13配信

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