諏訪市に本社がある精密機器メーカー「セイコーエプソン」は、富士見町の事業所に勤める社員1人が、新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。
県によりますと、この社員は、8日感染が確認された伊那保健所管内に住む40代の男性だということです。

会社によりますと、感染が確認された社員は富士見町にある半導体の開発設計などを行う事業所に勤務していたということです。
社員は保健所の検査で8日、感染が確認され、現在、医療機関に入院していますが軽症だということです。
会社によりますと、社員はこの1か月以内に海外への渡航歴はなく、業務上、客や外部の人との接触はないということです。
会社では、保健所と連携して感染した社員の行動歴や濃厚接触者の可能性がある関係者の調査を進めるとともに、濃厚接触者の可能性がある社員については自宅待機を指示し、健康状態の確認を行っています。
また、感染した社員が勤務していた場所の消毒を行ったということです。
会社は「感染した社員の回復を祈念するとともに、地域や社員など当社に関係する皆様への感染拡大抑止を優先して取り組んでいきます」と話しています。
県によりますと、この社員は、8日、感染が確認された伊那保健所管内に住む40代の男性だということです。

04月09日 17時47分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20200409/1010013075.html