9日正午ごろ、川崎市で自転車に乗った小学3年生の男の子が、68歳の男性が運転する乗用車にはねられ、男の子は意識不明の状態で搬送され病院で手当てを受けています。

9日正午ごろ、川崎市川崎区小田で、近くに住む小学3年生の男の子(8)が自転車で道路を横切ろうとしたところ、走ってきた乗用車にはねられました。

警察によりますと、この事故で男の子は頭を強く打って意識がない状態で、病院に搬送されたということです。

車を運転していたのは、学童施設の送迎のアルバイトをしている68歳の男性で、当時は児童や保護者を乗せていて「男の子に気付くのが遅れた」と話しているということです。乗っていた児童らにけがはないと話しているということです。

現場は片側1車線の見通しのよい直線道路で、男の子は手前の車線に止まっていた、車と車の間から対向車線に出たということで、警察が事故の詳しい状況を調べています。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、川崎市内の小学校は休校が続いていて、男の子は近くの公園の方向に向かっていたとみられるということです。

警察はふだんとは人の動きや車の交通量などが変わっているところもあるとして、ドライバーや歩行者に注意を呼びかけています。

2020年4月9日 19時35分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200409/k10012378251000.html
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