大手印刷会社、凸版印刷の金子眞吾会長(69)が、新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。

凸版印刷によりますと金子会長は、今月2日から発熱の症状を訴え、6日に医療機関を受診し、検査の結果、8日、感染が確認されました。現在、入院していますが、容体は安定しているということです。

最近は海外への渡航はなく、感染経路は分かっていません。

会長が勤務している東京 千代田区の本社ビルは、先月末から原則、在宅勤務になっているため、濃厚接触者はいないとしています。

金子会長は去年6月まで凸版印刷の社長を務め、会長に就任しました。

凸版印刷は「社員と関係者の安全を最優先に考え、行政機関などと連携を図り、必要な対策を講じて感染拡大の防止に取り組むとともに、事業の継続を図ってまいります」としています。

2020年4月9日 20時40分新型コロナウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200409/k10012378451000.html