2020年4月10日 1時45分
https://news.livedoor.com/article/detail/18097889/

イタリアのコンテ首相は、国内の新たな感染者の数が減少傾向にあることなどを受け、外出禁止や移動制限の措置を今月末から緩和する可能性があると述べました。
これはコンテ首相が9日、イギリスのBBCとのインタビューの中で明らかにしたものです。
この中で、コンテ首相は、イタリアで実施されてきた外出禁止令や移動制限などの措置について、専門家の同意が得られれば、今月末から緩和を始める可能性があるとしています。
イタリアでは、今月に入ってから一日あたりの新たな感染者が3月のピーク時の5割から7割程度で推移していて、死者の数も減少傾向にあります。
ただ、8日に発表された新たな感染者は3836人と依然として高い水準にあるほか、感染の「第二波」を懸念する声も出ていて、コンテ首相は、
緩和が可能な状況なのか慎重に見極めるものとみられます。