茨城県は11日、新型コロナウイルスへの感染が確認され治療を受けていた30代の男性と80代の女性の合わせて2人が死亡したと発表しました。
また、新たに男女10人の感染が判明し、県内で感染が確認された人は101人と100人を超えました。

県によりますと、11日感染が確認された10人のうち、3人は集団感染が発生している神栖市の障害福祉サービス事業所「ハミングハウス」の関係者で、2人は同じく集団感染が発生している取手市のJAとりで総合医療センターの入院患者です。
このほか、10日に感染が確認された20代の女性の濃厚接触者としてPCR検査を受けた境町の20代から30代の男女3人が感染していることが判明したほか、つくばみらい市の40代の男性と龍ケ崎市の50代の女性の感染が確認されました。
10人は、いずれも軽症だということです。
また、県は、すでに感染が確認され治療を受けていた30代の男性と80代の女性の合わせて2人が死亡したと発表しました。
これで、県内で感染が確認された人は101人と100人を超え、死亡した人は5人となりました。
一方、感染が確認された人のうち1人が退院し、これまでに退院した人は9人となりました。

04月11日 19時17分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20200411/1070009361.html