福岡県の小川洋知事は13日、県庁で開いた新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、県内の事業者・施設への休業要請を14日から行うことを決めた。期間は5月6日まで。

 休業を要請する主な施設は「遊興施設」(キャバレー、バー、ネットカフェ、カラオケボックスなど)▽「大学、学習塾等」▽「学校」(幼稚園、小中高校、特別支援学校など)▽「運動、遊技施設」(スポーツクラブ、マージャン店、パチンコ、ゲームセンターなど)。

 一方、社会生活を維持する上で必要な施設には適切な感染防止対策などを求め、休業要請は行わない。対象は、病院や百貨店、スーパーマーケット、交通機関、銀行、銭湯、理髪店など。居酒屋を含む飲食店や喫茶店には営業を午前5時から午後8時まで、酒類の提供は同7時までにするよう要請する。

 保育所や放課後児童クラブには基本的に休業を要請しないが、家庭での対応が可能な利用者に利用自粛を要請し、縮小実施を求める。(豊福幸子)

4/13(月) 16:04配信
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