ユネスコ=国連教育科学文化機関は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今年6月から中国で開催予定の世界遺産委員会を延期すると発表しました。候補に上がっている奄美大島の観光関係者は、冷静に受け止めています。

ユネスコの世界遺産委員会は、今年6月から7月にかけて、中国・福建省で開催される予定でした。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって、ユネスコは開催を延期することを決め、延期後の日程については、現在、検討中だとホームページで発表しました。

今年の世界遺産委員会で、日本政府は、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」を世界自然遺産候補として推薦し、登録を目指しています。鹿児島県奄美世界自然遺産登録推進室には、15日朝、環境省から延期の知らせが入り、情報収集に追われていました。

地元の奄美大島の観光関係者は、延期の知らせを残念だとしながらも、新型コロナが収束しないと観光客も迎え入れられないと冷静に受け止めています

4/15(水) 20:14配信
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