慶応病院の研修医たちが、会食が禁止される中、懇親会を開き、起きてしまった新型コロナウイルス集団感染。感染して入院した研修医たちの一部が“問題行動“を起こし、慶応病院から注意を受けていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

「懇親会に参加した40人のうち、8人がコロナウイルスに感染したと判明。彼らがいるのは3号館南棟のいわゆる“VIP向け”で、安くても1泊5万円ほど。数が限られているので、一般病棟に入院している研修医もいます」(病院関係者)

 小誌の報道を受けて、慶応病院の研修医を管理する卒後臨床研修センター長の平形道人氏は4月7日、研修医たちにメールを送った。懇親会に参加した研修医の処分は追って通知するなどの記述のほかに、次のような文章があった。

「入院中の研修医たちが、ふさわしくない行動をしている」

 いったい、研修医はどんな行動をとっていたのか。前出の病院関係者が明かす。

「修学旅行気分なのか、おたがいの部屋を行ったり来たり、騒ぎ放題。指導医や看護師が見張り役に回るほどです。なかには出前サービスのウーバーイーツで注文したり、ネットでショッピングする者もいたと医師や看護師の間でも話題になっています」

 さらには、SNSに「トイレで物々交換w コロナはテキーラで消毒!」と書き込んだ女性研修医もいたという。

「トイレットペーパーがかぶせてある紙コップが3つ並んでいる画像と、トイレの窓のふちに、うまい棒を2本置いた写真を投稿していました。テキーラが入った紙コップと駄菓子を交換したのでしょう」(研修医の友人)

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https://bunshun.jp/articles/-/37238?page=1