【ワシントン共同】マッカーシー米陸軍長官は16日、国防総省で記者会見し、首都ワシントン近郊のウォルター・リード軍医療センターで新型コロナウイルスのワクチン候補3種類を製造したと明らかにした。夏を目標に臨床試験を始める計画だという。

 米軍は今後、3種類の候補の中から一つを選び、人に投与する臨床試験に向けた準備を進める。マッカーシー氏は、マウスなどを使った検証作業が予定より2週間早いペースで進んでいると述べた。

 米軍は3月上旬の時点で、実用化は早くても1年から1年半後になるとの見通しを示している。
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