安倍首相が一律10万円の現金給付に向け、2020年度補正予算案の組み替えを指示したことについて、
主要野党は16日、「前代未聞」「総辞職に値」などと方針転換を一斉に批判した。
 
野党は一律10万円給付を訴えてきた。立憲民主党の枝野幸男代表は自身のツイッターで「遅きに失した」と指摘。
「政府が予算案をぎりぎりになって組み替える前代未聞の事態に陥った。ガバナンスの問題だ」と非難した。給付を決断したことは歓迎した。

国民民主党の玉木雄一郎代表は記者会見で
「空前絶後だ。(組み替えで)給付が遅れる責任は首相にある」とした上で、与野党党首会談を要求。

共産党の小池晃書記局長は会見で「政権の危機管理能力、ガバナンスの欠如は目を覆うばかりだ。内閣総辞職に値する事態だ」と指弾した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ec3296c3d00de37fdb380dec9c25845cfa9bb66