初代タイガーマスク、獣神サンダーライガーら数々の伝説のマスクを生み出したプロレスマスク制作のパイオニアの
豊嶋裕司(69)が、このほど、新型コロナウイルス感染拡大で深刻なマスク不足が起きている状況を受け、感染拡大
防止へマスクを製作し「豊嶋製立体ストレッチマスク」とし東京・巣鴨の「闘道館」で17日から販売開始した。
 これは、東京・巣鴨のプロレス・格闘技ショップ「闘道館」の泉高志館長がマスク不足の情勢を受け、今月に入り豊
島氏にマスクの製作を依頼した。豊嶋氏がデザイン、カット、裁縫まですべて手作りで作成しこのほど完成した。
 素材は、過去にライガーの覆面で使った特殊レオタード。泉館長によると「生地の目が細かく飛沫防止効果が高く、
通気性に優れ楽に呼吸できますし医療用ではありませんが、花粉、ほこり、UV対策になります」と話していた。色は
白で、サイズはM〜L。洗濯も可能で乾きも早く何度も繰り返し使える。

 マスク職人が作った本物の「マスク」を17日から闘道館では、ネット上で限定80枚で販売。
価格は2枚1組で1500円(税込み)。
泉館長は「マスクの巨匠が作ったマスクで感染拡大を防止できれば、嬉しく思っています」と話していた