【台北=伊原健作】新型コロナウイルスの感染拡大で深刻になっていた台湾のマスク不足が解消されつつある。蔡英文(ツァイ・インウェン)政権はマスクの生産・流通を完全に管理し、軍人も動員して増産する。生産能力は感染拡大前の約8倍の日産1500万枚に達し、日米欧などに贈与する余力も出てきた。一方、日本はなおマスクが不足気味で、台湾の取り組みは参考になりそうだ。

日本経済新聞 2020年4月18日 14:00
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58231710Y0A410C2000000/