https://go2senkyo.com/articles/2020/04/14/50975.html

選挙ドットコムでは、4月11日(土)・12日(日)に日本国内の18歳以上の方を対象としたハイブリッド調査
(電話調査とインターネット調査を同じ設問で同時に行う方式)による全国意識調査を実施しました。
電話調査(JX通信社と共同実施)では992件、インターネット調査(Gunosyリサーチを使用)では1,000件の有効回答を得ました。


ハイブリッド意識調査(電話×ネット)による政党支持率(令和2年4月)

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普段支持している政党について質問をしたところ、上記の表の通りの結果となりました。
電話調査・ネット調査ともに「支持政党がない」という回答の次に「自民党」支持層が多い結果になっています。

4月の政党支持率の動向で特徴的なのは前月の調査と比べて自民党・立憲民主党、れいわ新選組、
NHKから国民を守る党がともに電話調査・ネット調査の両方で支持率を下げている一方で、
共産党、日本維新の会、国民民主党が支持率を上げているという点です。


内閣支持率:「支持」が約10%減少、「不支持」はやや増加
内閣支持率4月ハイブリッド

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4月ハイブリッド意識調査の内閣支持率(電話×ネットの合算値)

内閣支持率は前月の調査から「支持」が大きく減少し「不支持」がやや増加する結果となっています。
前月の調査では内閣支持の割合は「強く支持する」11.3%、「どちらかと言えば支持する」26.1%と合計37.4%でしたが、
今回は前月から約10%減少し、支持するという回答は26.9%でした。

一方、支持しないという回答の割合も微増しており、
「全く支持しない」「どちらかと言えば支持しない」の割合は前月と比べて1.4%増の46.5%となっています。

自民党の支持率UP!しかし、不支持が高い内閣支持率…。一体なぜ? 2020年3月電話・ネットの意識調査 結果解説>>


ネットでは支持が減少、不支持が増加 電話では支持・不支持が共に減少

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ネット調査と電話調査の比較は上の図の通りです。

ネット調査では内閣支持の割合は20.5%で(「強く支持する」「どちらかと言えば支持する」の合計)、
3月の調査の27.4%から6.9%の減少です。一方、内閣不支持の割合は内閣支持の減少幅と同じ程度増加し、
47.4%となり(「全く支持しない」「どちらかと言えば支持しない」の合計)、先月の39.5%から8.9%の増加です。
なお、「どちらとも言えない」という回答に大きな変動はなく32.1%(前月比-1.0%)でした。

電話調査ではネット調査と異なる変動が見られました。電話調査では内閣支持の割合が33.3%(「強く支持する」11.7%、
「どちらかと言えば支持する」21.6%)で、先月の42.6%から9.3%減少しています。
一方で内閣不支持の割合は45.5%(「全く支持しない」17.8%、「どちらかと言えば支持しない」27.7%)で先月の47.7%から2.3%減少しています。
電話調査では「どちらとも言えない」という回答が3月の9.7%から21.2%へと2倍以上に増加しています。

緊急事態宣言「遅かった」 新型コロナウイルス感染症対応への評価
新型コロナウイルス感染症に関する質問も今回のハイブリッド意識調査で行いました。

最も多く得ている情報源を聞いたところ、ネット調査・電話調査ともに「テレビ」との回答が最も多く、
次いで「ネット記事・ニュースアプリ」が多い結果となりました。
特にネット調査では「テレビ」が46.7%、「ネット記事・ニュースアプリ」が40.2%という結果となっています。