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記事を読んでいてとてつもない違和感を感じた。
「亡くなっていく」ではなく「死んでいく」と表現されている。「ばたばたと死んでいく」とも。

日本では、数字のみが報じられ、現実の医療現場はこうした医療従事者への
インタビューでしか伝えられていない。
しかし現実は、医療リソースが全く足りていないために、人がばたばたと死んでいく、
という状況まで追い込まれているということを理解しなければいけない。

重篤なコロナ患者、重篤患者に比べてまだマシな「軽症患者」、
重篤なコロナ以外の患者、一般病棟で治療が可能な患者、
それらの間でのトリアージは既に始まっているのだ。

我々ができることは、コロナだけではなく、
とにかく「医療を必要としない状態を維持する」こと。
風邪をひかず、怪我をせず、慢性的な病気を防ぎ、
とにかく医療リソースの負担を減らすこと。

「自粛」と言われるとどうも窮屈な気持ちになってしまうが、
医療維持のための「協力」と捉えると良いかもしれない。