https://news.yahoo.co.jp/articles/f98f7a649b74b082ca652c3c40c5fbbb05d23187

新型コロナウイルスの感染拡大で、品薄になっている手指消毒剤に使ってもらおうと、
日本各地の酒造メーカーが善意で高濃度の「アルコール消毒酒」を製造する動きが相次いでいます。

しかし、この酒造メーカーの善意を踏みにじるかのように、インターネット上で高額で転売するケースが横行し、
SNS上では「酒税法に違反している」「違反にあたらない」という論議まで起こっています。

高知県安芸市の菊水酒造が、事実上の手指消毒剤として4月10日に発売したお酒「アルコール77」は、希望小売価格は500mlで1200円です。
(中略)
しかし、フリマアプリのメルカリなどではこの製品が4000円や8000円といった、高額で販売され、転売ヤーの餌食になってしまいました。
(中略)
メルカリの商品のコメント欄では「酒税法第9条に違反しますので通報しました」という指摘に対して、
出品者が、「個人で多く購入してしまい、不要になったものの出品ですので、違反にはなりません」と反論していました。

国税庁も問題視「明らかに営利性を追求しているものが多い」

酒造メーカーが製造した「アルコール消毒酒」を販売する場合も同じことがいえるでしょう。

酒税課の担当者は「酒造メーカーの製品がインターネット上で高額で販売されているケースが増えていることは把握しています」とした上で、次のように問題視しています。

「個別のケースを見ないとはっきりとは言えませんが、明らかに営利性を追求していると思われるものが多く、
個人でも事業者でも繰り返し売り、利益を得る場合は酒税法違反に当たります」

違反した場合は1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が科されます。
酒税課によると、インターネット上では無免許で不正にお酒を転売するビジネスが増えているといいます。

報道によると、一般家庭から買い取ったお酒をインターネット上で、無免許で販売したとして、大阪のリサイクル会社を大阪国税局が酒税法違反で摘発した事例もあります。

全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/f98f7a649b74b082ca652c3c40c5fbbb05d23187?page=1