新型コロナ患者急増…プーチン大統領が危機感
　新型コロナウイルスの感染が世界で拡大する中、モスクワの病院前で撮影された救急車の大行列が衝撃を与えている。

　見えないウイルスの感染拡大は、ロシアにも深刻な影響をもたらしている。

　モスクワの病院にはキャパシティーを大幅に上回る数の患者が大量に流入。救急隊員が撮影したビデオによると、病院までの一本道に列を作る救急車の数は実に70台以上。一向に前に進まない状況に、運転手は患者を乗せたまま救急車を降り、天を仰いでいた。

　もちろん、診察を受けるためには何時間も待たなければならない。入院するため9時間待たされた人もいるという。

　モスクワの病院では患者の急増でベッドが足りず、新規の受け入れを停止する病院もあり、救急医療体制は崩壊してしまったようだ。

　SNS上には「恐怖」「悪夢でしかない」「これはロシアです。死ぬためにも順番を守る必要があります」「流行はまだ始まったばかりなのに、もう缶詰になっている」などの反応が上がっている。

　プーチン大統領は状況が日々悪化していることを認め、危機感をあらわにした。

　ロシアの感染者数は19日現在、4万2000人を超えた。

4/20(月) 17:39配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200420-00010025-encount-soci
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