75歳以上の人が加入する「後期高齢者医療制度」の保険料は、今月から、全国平均で月額439円増えて6397円となる見込みで、厚生労働省によりますと、制度改正の影響で大幅な増額になるということです。
75歳以上の人が加入する「後期高齢者医療制度」の保険料は、2年に1度、都道府県ごとに改定が行われていて、厚生労働省は、今月から2年間の保険料の見込みをまとめました。

それによりますと、1人当たりの保険料は全国平均で月額6397円で、これまでと比べて439円、率にして7.4%増えました。

厚生労働省によりますと、大幅な増額となったのは、制度改正によって保険料の軽減措置の見直しが始まったことなどが影響しているということです。

保険料は、すべての都道府県で増える見込みで、月額の保険料が最も高いのは東京都の8421円で、次いで神奈川県の8021円、愛知県の7714円などとなっています。

一方、最も低いのは秋田県の3944円で、次いで岩手県の3960円、青森県の4245円などとなっています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200420/amp/k10012396801000.html