奈良県警は23日、奈良市の県警本部第2庁舎の女子トイレなどで盗撮したとして、機動隊の男性巡査長(30)を県迷惑行為防止条例違反(盗撮)などの疑いで地検に書類送検し、懲戒免職処分にしたと発表した。監察課は「最初から容疑を認めており、逮捕の必要はないと判断し、任意で捜査した」「警察庁の指針に基づき、本人(巡査長)らのプライバシーを守るため名前公表は控える」としている。

 同課によると、巡査長は2018年6月〜20年1月、県警第2庁舎のトイレなどでスマートフォンなどを使って4人の女性警察職員を盗撮するなどした疑い。スマートフォンに残っていた画像や供述から書類送検した容疑のほかに、民家で一般女性を撮影するなど約30件の盗撮を繰り返していたとみている。巡査長は容疑を認め、「仕事のストレスを解消したかった」などと供述しているという。

4/24(金) 10:52配信
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