蜂の寓話という話がある
蜂の世界では強い者もいれば弱い者もいて、社会は歪みや不公平はあるものの全体的には活気があって悪人もいれば善人もいてお互いが共存していた
しかし弁護士がこの不公平な世界は直すべきで悪人は世の中から排除しなければいけないと言い出した
世の中はそれは当然だと言い互いに不正を非難して、世の中から悪を排除して、正直に生き節制を重んじ、みんな貧乏で贅沢を自粛した
すると世の中から活気が失われ、失業者で溢れ、今まで天国のような暮らしから地獄のような生活になった
ある日に外敵が侵入した時にその世界を誰も守ろうとする人は居なくなった
そしてその蜂の国は滅びるのであった