安倍晋三首相は27日、官邸で開いた経済財政諮問会議で、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、行政手続きにおける押印や対面、書面提出の慣行の見直しを進めるよう関係省庁に指示した。接触機会の8割削減の実現や緊急経済対策に盛り込んだ施策の迅速な対応を図るため、補助金や給付金の申請がオンラインでできるような環境の整備を急ぐ。

 諮問会議の民間議員が、感染症の長期化を念頭に従来の慣習や規制の改革の必要性を訴える緊急提言を提出。安倍首相は提言を踏まえて「制度や運用上の見直しを利用者本位で速やかに行わなければならない」と述べた。
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https://www.sankei.com/politics/amp/200424/plt2004240014-a.html