4/30(木) 2:44配信 ロイター

[ジュネーブ 29日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は29日、新型コロナウイルス感染症への対応を巡り、WHOは「迅速かつ断固たる態度で」行動したと擁護した。

テドロス事務局長は「WHOは初期の段階から迅速かつ断固たる態度で対応し、世界に対し警告した」と言明。「われわれは早い段階に頻繁に警鐘を鳴らした」と述べた。

さらに、WHOが230万人の医療従事者を訓練したほか、数百万の検査キットを配布したと指摘し、「WHOが唯一しなかったことは諦めなかったことだ」と強調した。

WHOの緊急事態プログラム責任者のマイク・ライアン氏は、検査キットの不足が世界の多くの地域でなお重大な課題とし、数週間中に低中所得国への検査キット配布を大幅に拡大する方針を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b993c1c97d5f9603b0c3de095237bb96d74e11c7