受刑者と筋トレの看守部長を減給処分「悪ふざけで」

 府中刑務所(東京都府中市)は1日、受刑者を監視する本来の職務を怠り、刑務作業が休憩中だった一部の受刑者と一緒に筋力トレーニングをしたなどとして、男性看守部長(41)を減給100分の20(5カ月)の懲戒処分とした。
 看守部長は「悪ふざけの延長でやってしまった」と話しているという。

 刑務所によると、看守部長は2018年5月〜19年1月ごろ、受刑者と筋トレをしたほか、「何か面白いことをやれ」と指示し、受刑者同士で粘着テープを口付近に貼らせるなどした。
 勤務を抜けて面会室に行き、担当する受刑者の面会人に「いつも手紙ありがとう」などと言葉を掛けたこともあった。(共同)

日刊スポーツ [2020年5月1日20時3分]
https://www.nikkansports.com/general/news/202005010000769.html