最近、日本でもバナナを栽培できるようになったらしい

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%8A
2017年(平成29年)3月に岡山県産の「もんげーバナナ」が発売された。同県の「D&Tファーム」の
取締役技術責任者である田中節三が個人研究で40年かけて開発した凍結解凍覚醒法で、沖縄県や
九州、小笠原諸島(島バナナ)[47]以外でもバナナが栽培できるようになった[48]。

バナナは元来、温暖な気候に適し、赤道を挟んで北緯30度から南緯30度の間に位置する「バナナベルト地帯」
のうち、年間を通して多雨でありながら台風などの暴風が少ない地域で主に栽培された。かつて極東では台湾
が栽培の北限と言われていたが、上記のように、日本の本土や離島でも暖かい地域では収穫できていた。

とはいえ田中の幼少時にバナナは希少品で、病気見舞いなど限られた時にしか食べられなかったバナナ
(グロスミッシェル種)の味を懐かしみ、自宅の庭で耐寒性に優れた「もんげーバナナ」を開発した。「もんげー」
は「すごい」を意味する岡山県の方言である。凍結解凍覚醒法は、太古の氷期を生き延びた能力を植物から
引き出せるとの考えに基づく。こうして開発された新品種は2018年5月時点、岡山県のほか広島県、鹿児島県で
出荷実績があり、北海道から九州までの日本各地のほか、中華人民共和国北部(黒竜江省、吉林省、遼寧省)
で栽培あるいは栽培準備が進んでいる[49]。