新型コロナウイルス特別措置法に基づく政府の緊急事態宣言の延長を受け、宮城県は5日、県立学校の臨時休校を政府の延長幅と同じ31日まで延長することを決めた。「三つの密」になりやすい登下校や一部授業での対策を検討。さらに休校期間中に登校日を設け、学校活動の再開に向けた助走期間に充てる。
小中学校を所管する市町村教委に対しても、同様の対応を取るよう要請した。31日より前に再開する市町村教委には、感染リスクを抑える十分な対策を促す。私立学校にも県の方針を伝える。
県教委によると、31日までの休校期間中、各校で学年や学級ごとに登校日を設定。時差登校や部分登校を基本に短縮授業を行うなど、段階的に本格的な再開に近づける。
休校が長引くことから、担任らが電話や家庭訪問を通じて児童生徒の心身の健康状態を把握に努める。プリント教材を配布し、家庭学習の支援にも取り組む。
県は4月29日、当初5月6日までとしていた休校期間をいったん10日まで延長していた。
ソース(5/6 水 10:52)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200506-00000010-khks-pol