欧州連合(EU)欧州委員会が6日に発表した春季経済見通しは、2020年のユーロ圏19カ国の実質域内総生産(GDP)が前年比7・7%減になると予測した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞で、深刻な打撃を受ける。予測通りなら、比較可能な1996年以降で最大の下落率となる。

 ジェンティローニ欧州委員は声明で「欧州は(29年に始まった)大恐慌以来、前例のない経済ショックを経験している」と指摘した。(共同)

2020.5.6 19:42
https://www.sankei.com/world/news/200506/wor2005060017-n1.html