★香川県で自粛解除 うどん店に常連客ら「県民としてうれしい」
毎日新聞2020年5月7日 11時19分(最終更新 5月7日 11時26分)
https://mainichi.jp/articles/20200507/k00/00m/040/032000c

 香川県は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ独自の措置で、例年県外から多くの観光客が訪れる大型連休中、うどん店に休業を要請した。
しかし、4月20日を最後に県内で新たな感染者が出ていないことなどから、休業要請を延長しないと5日に決めていた。

 7日に営業を再開した高松市番町5の人気うどん店「さか枝」では、午前7時半の開店と同時に常連客らが次々とのれんをくぐった。
週に3日以上は足を運ぶ市内の会社員、桜井大輔さん(39)は「県民として、今までのように店でうどんを食べられることがうれしい」と笑顔を見せた。

 休業期間中には、店員らが布マスクを手作りした。今後、来客した子供たちに配るという。
坂枝繁店長(57)は「讃岐うどんを県外の人も楽しみにしていると思うので、コロナが落ちついたら訪れてもらいたい」と話した。【川原聖史】